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疾患別原価を効率的に可視化
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DPCの導入により、疾患別の原価管理のご要望が急性期病院を中心に高まっています。この要望にお応えするのが
「診療情報モニタリングシステム」です。
まず、PCサーバーをご施設の手術室のナースステーションに設置させていただくことから始まります。
各手術室では看護師がハンディーターミナルにより、実際に手術に使用した薬剤や材料などをバーコード入力します。
この作業により診療における全ての情報が蓄積・可視化できることになります。
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1症例あたりの収支をWeb環境でリアルタイムに閲覧
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この情報はWeb環境でリアルタイムに閲覧できます。右図はWeb配信で胆嚢摘出術1例の損益を検索した画面です0
。「いつ」、「どの患者さんが」、「どの術式で」、「そのときの医事明細はどうなっているのか」、また、
「収入はどのような形になっているのか」を計ることができます。手術に使用した医療材料や薬剤の価格、
病院で採用している診療金額、人件費に関しては予め医師、看護師、技師の人件費を登録しています。
それらを合わせることで、一例あたりのコストが算出されます。
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様々な解析レポートのご提供
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【費用の把握】
また、ご施設の希望によりこのデータを用いて様々な解析レポートを提供しています。右図は病床数500床の急性期病院で、
年間で胆嚢摘出術が123例行われたときの費用を解析したものです。
費用を人件費、薬剤費、材料費で分類し、123例において1例毎にかかった単価のバラツキを見ています。
ここで指摘できることは材料費が全体費用の63%も占めているという点です。同一の術式で材料費を見てみますと
1例あたりにかかる単価に大きなバラツキがあることも分かります。この部分での改善策の提案についてはさらに解析を深め、
並存症の有無や医師の習熟度を考慮しなければなりませんが、この解析レポート結果は少なくとも施設の標準化への取り組みの
一助となると考えています。
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【手術室利用状況の把握】
一方、Web配信で各手術室の1週間の稼動状況をグラフにまとめて提供するサービスも行っています。
右図のケースでは、手術室が10室あり、当該週において手術室の5番、7番、8番は未稼働であったということが確認できます。
さらに3番、4番、6番の手術室では終了時間の17:00を過ぎても使用されていたことが分かります。これにより
17:00以降手術が延長され残業が続いたということが確認できるわけです。施設によって様々な背景があるかと思いますが、
このようなデータを活用することにより、より良い方向へと手術スケジュールの改善が図れるのです。
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このように「診療情報モニタリングシステム」では副次的データも創出されます。ただし、基本的には、データを客観化する
ITツールにすぎません。つまり、データを定量化し、1例あたりの単価や手術室の稼働率などは確認できても、
それはあくまで数値から見た一方的な見解であり、施設個々の定性的な事情は十分反映されていないということです。
従って、このITツールを活用し、課題の仮説を立てたうえでさらに実地調査を実施し、より実態を把握する必要があるのです。
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